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樋口一葉の世界

10代の頃からファンだった樋口一葉についてこだわり、紹介して行こうというHPです。
私は一葉さんの文学については、まったくと言っていいほどわかりません。
従いまして、一葉さんの文学ではなく、激動の明治という時代を生きた「一生活者」、「一個人」、
24年という短い生涯を精一杯に生きた女性として、一葉さんを紹介していきたいと思っています。

今にして思うと、私が一葉さんの小説に強く惹かれたのは何だったのか、ずっと表現できないままだったのですが、
今回、こういう形でHPを作り、色々なことを考えていくうちにその理由が何だったのかが、少しわかりました。
それは、一葉の小説が、私にあざやかな色の世界を感じさせてくれたからです。
それは「希望」という世界かもしれません。

一葉の描いた小説の世界は、どの小説も何かもの悲しいのに、私にとっては何故か、かすかな望み、希望を与えてくれたのです。
これは一葉という人の、弱いものを守ろうとする正義感あふれる人柄が、読者であった私の心に伝わって来たのかもしれません。それも余韻を残す、想像させる、という独特の手法と独特のテンポで。
その手法は、限られた言葉でその場の情景や空気を表現するという和歌独特の世界を勉強した一葉だからこそできたことなのかもしれません。

一葉さんが、白黒の世界からあざやかなカラーの世界を教えてくれたように、
私もこのHPをたくさんのカラーで彩りたいと思っています。どうぞ末長くお付き合いの程、宜しくお願い致します!

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私がおりおりかんじたことなどを、きまぐれに書いています。

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先日、DVDで「ラストサムライ」を見ました。
武士にプライドを持っているサムライ(西郷隆盛を中心とした人たちと思われる)たちが、新政府に髷を切れ、刀を捨てろといわれ、武士の誇りを捨てずに、明治新政府と戦う、まさに最後の「サムライ」の姿を映し出した映画です。

明治という時代は、新しいものをどんどん吸収していった時代であったと同時に、
日本の古い文化をどんどん捨てていった時代だとも言われています。
古い仏像が破壊され、古い日本の文化も否定され、どんどん海外に流出して行ってしまった時代でもあったと聞いています。
この映画は明治という時代が、そんな時代であったのだなあと気づかせられる映画でもありました。

ちょうど、私も樋口一葉の小説22作品を読みなをしている最中だったので、一葉作品の中に、華族、旧幕臣という言葉がたびたび出てくる所に、一葉さんが、単に女性の悲劇だけを描いていたのではないということに、改めてきずかされていたところでもあり、この映画の中の時代に抵抗する雄雄しき人たちの姿と、筆で時代と戦っていた一葉さんの姿とが重なって見えてしまったのでした。

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樋口一葉についてのサイトです。1999年4月30日UP
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