2004/11/21
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きのう、山梨県甲府にある山梨県立文学館に行ってきた。隣に美術館もあり立派な建物だった。文学館の入り口の前に噴水がありとても綺麗だった。ちょうど行った時にその噴水に虹がかかっているのが見えた。カメラに撮ってみたが、虹は写らなかったようだ。 たまたまこの日は山梨県民の日ということで無料で入館させてもらい、すまないなあと思いながら館内に入った。 以前、立川だったか国立だったか忘れてしまったが、無門庵というお店に、一葉の『たけくらべ』の原稿があるというのを聞いて行ってみたのだが、そこに展示してあるのは複製で、「ここのオーナーが保存が難しいので山梨県立文学館に実物は寄贈して、まったく同じように複製したものをここで展示しているのですよ」と係りの人が教えてくれた。 その無門庵には大きな池があり、緑豊かで茶室などもあり、とても落ちついていて良いところだった。そこでは一葉御膳を食べた記憶があるのだが、そこはそこで良かったのだが、やはりほんものを見てみたかったので、いつか山梨県立文学館に行ってみたいと思っていたのである。 ただ、常設でその原稿が展示されているかどうかわからないので迷っていたが、今回一葉展が開催されるというので必ず展示されるだろうと思って、思い切って行ってみた。 今回は一葉の父母や周りの人に焦点をあてて詳しく展示してあったが、やはり『たけくらべ』の原稿の実物も展示されていた。「これがあの・・・」と思うと、とても感動した。一葉の小説は、文庫本にしてしまうと薄い本だが、原稿用紙に筆で書かれたその原稿本は厚みのあるどっしりとしたものだった。 その他、一葉のお兄さんである虎之助が絵付けしたというお皿なども展示してあり、とても興味深かった。 又、一葉の文学碑が、甲府の塩山市、慈雲寺にあるというのもここではじめて知った。 塩山という地名も今までは知らなかったし、これは個人的なことだが知ってる人が住んでいるところだったので非常に嬉しかった。今度ぜひ訪れてみたいなあと思った。 その他、久佐賀義孝や一葉の文学に多大な影響を与えた半井桃水のお墓が駒込にある、ということもはじめて知り、私が学んだ学校も駒込にあったので、なんだか不思議な物を感じた。 この文学館では、2編からは一葉が「武さし野」というタイトルを書いたという武蔵野の本のセットの復刻版というものも販売していたが、5万円といういいお値段なので、さすがに買うことはできなかった。今度お金をためて買いに来たいなあと思った。 ここから30分くらいで絶景のビューポイント昇仙峡に行けるというので、行ってみた。陽が暮れかかっていたので時間との戦いで「走れメロス」状態だったが、切り立った岩山にゴーゴーと音を立てて流れ落ちる豪快な昇仙峡の滝や真っ赤に燃えたような紅葉がぎりぎりで見れて素晴らしい一日だった。 |
昇仙峡の写真
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