20065/05/08

2006年5月 ゆきあたりばったり京都旅行

急きょ、1泊で京都に行くことになった。時はまさにゴールデンウィーク。泊まるところなどあるはずもないのだが、なんとか贅沢をいわなければ泊まれたのであった。が、やはり旅は計画的にすべきだ。でないととんでもないところに泊まらせられてしまうことになる。

だが、見学するところにかわりはない。文句など言っている場合ではないのである。

朝早く起きてしまったので宿の近くの神護寺に散歩に行った。境内はまだシ〜ンとしていた。

もみじの時期にはかなりきれいなのだろうなあ、と想像しながら歩いていたのだが、新緑でもそれなりに充分綺麗だった。
もみじというのはほんとに葉が小さくて枝ぶりが優しくていいものだ。神護寺のあたりはもみじでいっぱいだった。

神護寺のあたり高雄の方でも、夏は川床といって川のそばで食事をするらしい。この神護寺のあたりでは蛍もみられるそうだ。

高山時
平成6年世界文化遺産に登録された
高山寺を訪ねた


栂尾山 高山寺の金堂である

高山寺は鎌倉時代の国宝、
鳥獣人物戯画を所有するお寺でもある。
石水院の入り口

明恵上人が後鳥羽院より学問所として賜った建物で
上人時代の唯一の遺構だそうだ

ここに鳥獣人物戯画の複製が展示されていた。
鳥獣人物戯画は今のまんがの元祖でもあるらしい。
なるほど、
動物たちの動きがとても面白く表現されている
内部には茶室や紅葉の時期は
素晴らしい眺めだろうなあ
と思わせる庭や、その他重要文化財が展示されていた。
特に私が気に入ったのは仏師運慶作の明恵上人が
かわいがっていたという犬をモデルにしたという彫刻。
木とは思えないくらいのブロンズ色になっていたが、
眼も入っていてとてもかわいいしぐさの
丸っこい犬のかわいい彫刻だった。
とても仏師が彫ったものとは思えない程
かわいいもので気に入ってしまった。
木の曲がったところをうまく生かして作られた
小さな池にかかる橋の屋根
竜安寺

竜安寺も世界遺産に登録されている。

修学旅行で行った時は<竜安寺の石庭>
という記憶でしかなかったが
竜安寺に池があるとは思わなかった。
かってはおしどりが群れて遊んでいたことから
おしどり池と呼ばれたそうだが、
今はあひるが2羽、のんびりと水浴びをしていた。
池をバックに写真をとる若い人もいた。
竜安寺の池に咲くのはあやめ?しょうぶかな
これぞ竜安寺の石庭。
う〜ん、この庭を見て何をか考えん。
昔は石以外何もないのが素晴らしいと思ったのだが、
今は、花や木があった方が綺麗だなあ、
なんて思ってしまう不埒な私である・・・
このつくばいは銭形をしていて
上下左右に文字が書いてある。

一見、”五、隹、止、矢”の文字に読まれるが、
真ん中の口をそれぞれの文字につけてみると
”吾、唯、足、知”となり、
「ワレタダタルヲシル」という
禅の格言となるそうだ。
なかなか面白いことを考えるものだと感心。
外人さんがたくさん来ていて
日本の<お茶>を試飲していた。
外人さんは紫蘇とこんぶをあわせたこのお茶、
どのように感じられたのだろう
金閣寺 (鹿苑寺)


お釈迦様の骨をまつった舎利殿「金閣」が有名なので
金閣寺というそうだが
ただしくは「鹿苑寺」というそうだ。
これも世界遺産に登録されている。
文字通り金で彩られたあでやかな建物。
この建物を囲む池がまた素晴らしい。
パンフレットは、4ヶ国語で書かれてあった。さすがだ!
また、入場券は<お守り>のようで
これまたご利益がありそうだった。
金閣寺の上にそびえているのは
鳳凰なのだそうだ。
この池の真ん中にある松は綺麗だが、
どのように手入れするのだろうなどと
余計なことを考えてしまった。
茶室だそうだ。
この茶室、とても古いもので屋根は茅葺だった。
たくさん歩いて疲れたあとの茶所は嬉しいもの
赤い傘とつつじの色が綺麗だった。
お運びをするお姉さんの着物姿はいいもんですなあ。

この旅のほんとの目的は、本物の鳥獣人物戯画を見たかったからなのだが、鳥獣人物戯画は高山寺所有のものだそうだが、なんのことはない本物は東京都国立博物館にあるそうだ。
はるばる京都までいかなくても良かったのだが、まあ旅をするというのは、又別の意味があって、いつもは見えないものが見えてくるものなのだなあと今回はあらためて感じたのでした。それだけでも十分有意義だった<ゆきあたりばったりの旅>でした。
でも今度は計画をばっちり立てて行かなくっちゃ!



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